君がいるだけで、世界は輝く

やきもち焼くのは駄目ですか?

桜喜くんとデート?をして3週間経ちました

最近、桜喜くんはよくうちのクラスに遊びに来てくれて、休み時間がいつも楽しいです!

「あのさ、桜喜くんって絶対瀬奈ちゃんに
 気があるよね!みんなも噂してるし!」

「そんな訳ないから!全く、萌華ちゃんは」

「逆に、そんなに鈍感なのが、凄いわ…」

ん?どうかしたのかな?

でも、ほんとに桜喜くんは、私の事を好きになったりする訳ないと思う。

ピコン!

あ、桜喜くんだ… なんだろう?

『ごめん、今日、友達と食べるから、
 昼休み行けない…ほんとにごめん🙏』

あ、今日は、一緒に食べられないんだ…

「どうしたの?そんなに浮かない顔して」

「いや、桜喜くんが、今日一緒に
 食べられないって」

「そゆこと」

ん?どうゆうこと?

「だから、桜喜くんが来ないから、
 テンションが落ちてるんでしょ?」

「へ?//そ、そんな訳ないじゃん…
 萌華ちゃんたら、変な事言わないでよ…」

危ない危ない、本心見すかれそうになった…

でもやっぱり、寂しいなぁ

「よし!じゃあ、今日は屋上でたべよ!」

「うん!たべよ!」

そして、私達は、屋上に移動していった。

「あ、あれ、桜喜くんじゃない?」

「え?どれ?」

桜喜くんは、裏庭にいて、そして、女の子達と一緒に食べていた。

すっごく楽しそうで、いっぱい笑ってて、
はぁ、馬鹿だな私。

私が、桜喜くんの特別な存在になんか
なれるわけないのに…

「瀬奈ちゃん…食べよ?」

「うん…」

暗い雰囲気にさせちゃったな…

ほんとに駄目だな私って、、
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