君がいるだけで、世界は輝く
秋都vr.

俺は、はっきり言って、水川さんが好きだ。

でも、彼女は、立花桜喜のことが好き。

マジで悔しいし、マジで辛い。

でも、彼女が、笑っててくれるなら…とか
思っちゃったりもする。

「ごちそうさまでした。」

昼ごはんを食べ終わって、少しした時に、
水川さんが、教室に戻って来た。

でも、ものすごく元気がなかった。

「どうしたんだろ」

俺、話しかけろ!今がチャンスだ!

そう自分に言い聞かせて、話しかけに行った

「どうかしたの?」

「え?」

話しかけたら、彼女はすっごい気さくで、
優しくて、可愛いかった。

ちょっと怒ったふりをすると慌てて、
俺のものになったら…なんて思ってしまった

それで、つい我慢出来なくなって、
告白してしまった。

「あのさ、俺、瀬奈の事が好き。」

そしたら、瀬奈は、

「え、えぇぇぇ!」

なんて言って驚いてたwww

瀬奈って、絶対鈍感だよな…

「秋都くん、あのね」

ここまで言われて、俺も流石に分かる。

俺、瀬奈に直接言われたら、絶対終わる……

だから、言わせないようにした。

俺って、最低なのかもな…自分に都合の悪いことは聞かないって

「あ、でも、俺にするって言うのなら
 いつでも、待ってるからね〜」

「うん… 」

俺、どういう立場になったらいいんだろ…
もう、瀬奈の事想っても駄目なんだろうな…
だったら、

「瀬奈を、絶対幸せにする」

誰に言うわけでもないけど、俺ははっきりと
誓った。

絶対に瀬奈を守ると…
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