君がいるだけで、世界は輝く
桜喜vr.

「ふぁ〜、ねっむ」


昨日、夜更かししなきゃ良かったな…


「お!桜喜おは!」


「はよ〜」


マジで眠い。

ちょっと、寝てから始業式行くか…


「なぁ、拓実〜、行くってなったら、
 起こしてくんね?」


「分かっ「はい!時間なので、体育館に移動します!廊下に整列してください!」


「…ぷっははっ、もう行くって〜」


「ちっ、はぁ、何なんだよ」


めっちゃウゼェ、寝ようとしたのに…

あれ?

体育館に移動してるときに、めちゃくちゃ
緊張してるのか、顔が真っ青な女子がいた

ていうか、真っ青通り越してね?大丈夫かよ


「桜喜〜?早く前進めよ、詰まるだろ」


「あ、悪い悪い」


あの女子、大丈夫かな?

てか、何であんな真っ青なんだ?

ま、いっか、

始業式


「では、続いて今年の目標です。
 代表第一学年三組水川瀬奈。」


「はい!」


 マジで、早く終われ〜!

挨拶とか、要らねーだろ!

スタスタスタ


「第1学年3組水川瀬奈。私は、この彩野高校で先輩方や先生方から様々なことを学び、
これからの将来に生かしていけるように努力していきます。」


パチパチ👏


「ありがとうございました。」


「では、これで始業式を終わりにします。」


 よっしゃ、終わったー!


「一年生から、順番に教室に戻りましょう。

一同、起立回れ右!」


「「「一,二、三」」」


そいえば、新入生の挨拶の役を任されてた子
あの、真っ青ちゃんだったのか…

それで、緊張してたとなるほどな

ま、俺だったら、あんな面倒な役
引き受けないけど。
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