君がいるだけで、世界は輝く

「あ！お帰り〜！」


売店から、教室に戻ったら萌華ちゃんと
音葉ちゃんあと、知らない女の子がいた。


「えっと、どなた？」


「あ、私は、守口唯（もりぐち　ゆい）
　といいます。よろしくお願いします！」


「あ、私は「あ、もう言っといたから

　いいよ〜、それより、早く食べよ？」


紹介雑すぎない？って、思ったけど、
萌華ちゃんがそう言ったので、ペコっと
会釈をして、


「唯ちゃんで、いいかな？」


「うん！私も、瀬奈ちゃんって呼ぶね！」


唯ちゃんは、もの凄くすっごく嬉しそうな顔をした。

喜んでるなら、良かった。

それから、みんなで他愛もない話をしていた

〜ザワザワザワザワザワ〜

ん？何かあったのかな？


「どうしたんだろう？」


「ね、ちょっと見てくる！」


「いってら〜」


萌華ちゃんが、廊下の様子を見に行った
と思ったら、キラキラした目で戻ってきた。


「ねぇねぇ！やばい！やばい！」


「……ん？とりあえず萌華ちゃん、一回
　落ち着こう？」


ナイス！唯ちゃん！


「うん、ありがと、それでね、廊下に、
　あの立花桜喜がいた！」


「え！？嘘！本物？」


「当たり前じゃん！」


「すご！」


「だよね！」


萌華ちゃんと音葉ちゃんが、もの凄く
はしゃいでいるが、私と唯ちゃんはポカンとしていた。


「えっと、誰？」


「立花桜喜さんって、どんな人？」


「えっと、簡単に言って「「イケメン！」」


「「…」」


へぇ、そうなんだ。人気なのかなぁ。

でも、あんまり興味ないなぁ