幼なじみの嫉妬

<圭太side>


莉琉との間に壁をつくってから莉琉のほうからも俺に話しかけるのをやめてきた



「け~たくぅ~ん勉強教えて~」



と華井が声をかけてきた





「いいよ~」



ちらっと莉琉のほうを見ると少し悲しそうな顔をしていた



よし。まだ俺を思う気持ちはまだあるみたい




順調だ



いいの?俺が他の女の子といて?ひとこと嫌だって言ってくれたらこんなのやめるのに



華井の相手をするのは正直めんどくさいけど莉琉のためならやろう



このとき俺はわかってなかったんだ。莉琉がちゃんと俺のことを好きでいてくれたことや別れを考えさせていたなんて
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