君色パレット
二章 恋ばな


今日は自分でもびっくりするぐらい早く目覚めた。


それにしても、
昨日は初日から散々な目にあったなぁ。


なにもかもあの茶髪男子のせいだ!


どうしてあたしって
こんなにもついていないんだろ…


よし、
今日こそ友達たくさんつくって挽回するぞっ!



「玲~。
ご飯できたわよ~。
早く起きなさーい。」


「はーい!」


今日も朝からお母さんの叫び声
が家中に響く。


だけど今日のあたしは全くイライラしない。


いつもより爽快な朝、

なんか良いことありそう♪



< 18 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop