二度目の初恋
「そうだよ。アタシは...泰翔が好きだよ。

だけど、ゆいぼんと再会して泰翔の顔を見て、やっぱりゆいぼんには敵わないって分かった。

ゆいぼんの記憶が戻って悠永と上手くいけば泰翔が...泰翔がアタシのこと...好きになってくれるかもって考えたこともあったよ。

でも今は...今はそんなの二の次で...ゆいぼんにもう1度笑ってほしいって、ただそれだけなんだ。

アタシの幸せは...ゆいぼん無しじゃ叶わない。アタシの1番の幸せは...ゆいぼんが笑ってくれることなんだ」


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