二度目の初恋
その日からオレは由依に毎日ではないもののメッセージを送るようにした。
由依には少しずつ昔の思い出を教えることにした。
小3の出会いから始まり、遠足や給食当番、掃除のこと、2人で日直をやった時のことや委員会のことなど、とにかく思い付いたエピソードから話すようにしていた。
由依はオレが学校に来るのを待っててくれたり、一緒に勉強をしたりした。
時には由依のバイト先が花屋だから、由依が練習で作ったというハーバリウムやプリザーブドフラワーをもらうこともあった。
もらったものは大抵は自分の部屋に置いておくが、弟が好きな黄色を貴重とした花のハーバリウムをもらった時は弟にあげた。
花とは一見無縁に思えるが、おばさんのガーデニングを手伝ったりする悠真はオレの想像以上に喜んでくれた。
ゆいぼんの行動は知らず知らずの内に色々な人の心にも根を生やしていた。
由依には少しずつ昔の思い出を教えることにした。
小3の出会いから始まり、遠足や給食当番、掃除のこと、2人で日直をやった時のことや委員会のことなど、とにかく思い付いたエピソードから話すようにしていた。
由依はオレが学校に来るのを待っててくれたり、一緒に勉強をしたりした。
時には由依のバイト先が花屋だから、由依が練習で作ったというハーバリウムやプリザーブドフラワーをもらうこともあった。
もらったものは大抵は自分の部屋に置いておくが、弟が好きな黄色を貴重とした花のハーバリウムをもらった時は弟にあげた。
花とは一見無縁に思えるが、おばさんのガーデニングを手伝ったりする悠真はオレの想像以上に喜んでくれた。
ゆいぼんの行動は知らず知らずの内に色々な人の心にも根を生やしていた。