理想と現実
やっぱり…?
完全に惚れてるな…

なんで美稀は私に言ってくれなかったんだろう…

『やっぱり好きなんだ?』

『う…うん…』

はあ…
美稀〜あたしがどれだけ言った事か〜

『なんで私に言ってくれなかったの?』


聞いてみた

『だって早紀は前から忠告してたし…
それに…早紀は反対するでしょ?』


『そんな事かぁ〜』


『え?』

『美稀がいいなら美稀の好きなようにすれば?』


美稀は意外っ!てな顔してる…
『あ…ありがとう』


『でも…!』

『でも?』


『気をつけなよ?簡単に信じちゃ駄目だからね?』

『うん…』

『私は美稀を思って言ってるんだからね?』

『わかった…ありがとう…!』

美稀がやっと笑顔になった
< 29 / 111 >

この作品をシェア

pagetop