俺のせいでこんなことに
洋太と同じこと言うなよ!

「お疲れ様でした!」

そう言われて、ジェットコースターから降りた。

「奈緒ちゃん、手繋いでもいいか?」

ムカッ。
でも、仕方ない。
今日で最後になるかもしれないから、思い出作らせてやらないと。

俺のお気に入りかもしれない。
本当に。

「いいのか?」

「あー、思い出作らせねーとな。」
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