学校一の人気者は溺愛王子様
 

うわぁ、えぅホントに?この人由羽兄ぃの友達だったの?ぜんぜん知らなったな
由羽兄ぃが家に連れてくるくらい仲いいじゃん


「...香」


由羽兄ぃすごいなー学校一の人気者と仲がいいなんて 


「...香」


あっいい機会だから恋愛について聞いてみようかな




でも初めての人に聞くのは...



「由香!」



「さっきからなにボ~ト突っ立ってるんだぁ」



由羽兄ぃに言われてハッとするそうだ、あの人が前にいるんだ



「なんでもないよ。私勉強するから。じゃぁごゆっくり」



「あっ!!勉強~!!」



つい大事なことを思い出して大きな声をあげてしまった



やばい...



二人が変な目で私を見てる



でも忘れないうちに由羽兄ぃに頼んでおかないと



「由羽兄ぃ定期テスト今回ホントにやばいから勉強教えてくれない?」



「え~めんどくさ~い。やだ~」



やっぱりか。だめだとは思ってたけど



「じゃあいいよ。ごめんね。じゃぁ」



「あっ待って。光汰が教えればいいんじゃね?」



「えっ俺~?」



「お前成績よっかたじゃん。1年のなんてかんたんでしょ」



「まぁね俺でいいなら教えるよ。」



えっ初めて会った人に教えてもらうのは...




でもぜんぜんわかんないしなぁ



しょうがない頼むか



「お願いしてもいいですか」



「うんいいよ。明日3人でやろ~よ」



「あ”ぁ?おれも?」



「だって由羽がいないと由香ちゃん、気まずいでしょ」



「しょがね~な。明日家でやろうぜ。とりあえず今日は光汰とゲームするから、じゃあ」



「またねぇー由香ちゃん」



「はい明日よろしくお願いします。」



「うん。俺ことは光汰って呼んでいいから。」



「はい。光汰先輩」



と言ってリビングを出た



私の光汰先輩の第一印象は(なんか軽い人)だった
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