永遠の愛 ミャンマーと日本の架け橋
第二章
「急がなきゃ!」佐藤くんの声で我に返った!
時計を見ると8時四十分
「あと五分で授業が始まる、どうしよう!」
「走るぞ!千晶!」佐藤くんが走りながら叫ぶ
「あ、うん。。」と追う私。

どうしたら、私達つながるだろう?と心の中で思った。
−中休み-
「あの、釘本先生に怒られちまったよ!遅刻したせいで、そして体育館掃除するハメになっちゃったよ。これも、千晶のせいだぞ」
怒ってる顔もかっこいいなと思っていると

「お前、人の話聞いてるのか?」と聞かれた。
「聞いてなかった!、ごめん」と笑いながら言う
「お前と言うやつは」呆れた顔でしゃがみ込む佐藤くん。
「あとな、一つ伝えときたいことがあるそれは。。。」
「何?佐藤くん?」
「俺な、今週の日曜日にミャンマーに転校するんだ。」
「え?」頭の中が真っ白になった。
「ごめんな、前から言っとけばよかったな」
佐藤くんも悲しそうな表情はしてるけど
私は涙をこらてるだけで精一杯だった。
「佐藤くんのバカ!!!」その場を全速力で立ち去った。影でしゃがみ込むと涙が一斉に流れ出た。なんで、なんで!その日から私と佐藤くんは話さなくなってしまった。
今に、思うとあのときちゃんと佐藤くんと話してればと思う。斎藤君が、ミャンマーに行ってしまう日に私は、最後に私の気持ちを伝える!!!と、斎藤君の家に向かっただが
手遅れだった。

自分が覚えていた日付が間違っていて斎藤くんは一日前に行ってしまったのだ!

家の前でヒザマついて、泣いた。涙が滝のように流れ出てくる。私は、私の気持ちを斎藤くんに伝えれなかった、自分は約立たずだ。

その瞬間、意識が飛んでしまった。

目が覚めたらそこは、家の温かいベッドだった。
「あんた、大丈夫?何が、あったの?」隣にお母さんが待っていた。
「何でもないよ、それよりもお母さん
斎。。斎藤くんがミャンマーに行っちゃったの!」涙がまた出てくる私に母は
「斎藤君の事が大好きなんでしょ?だったら、頑張ってお金をためて会いに行けばいいじゃない!ただし学校の勉強も頑張ってよね」
母の言葉に私の頭に一つの言葉が強く残ったそれは会いに行けばいいn。必ず、絶対また会おう!斎藤君!!
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