幼なじみと

『美月〜ありがとう〜』

部長が抱きついてきた

『や…やめて皆みてる…』

『気にしないでぇ〜泣』

『泣きすぎだからね(笑)』

『美月〜』『美月先〜輩!』

片付けを終えたベンチ組と後輩たちが

次々ときた

逃げようと反対方向をむいたら

『どういうこと? 』

『どういうこと? そういうこと?』

『お前バレーは?応援にきたんじゃ
なかったのか?』

直輝の顔が険しい顔になっていた
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