にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光

私は
先生のベッドの中にいる



なぜか1枚の掛布団の中に

ふたりで





ダブルベッドの


端と端だけど





「美波さん、そんな離れなくても…
布団引っ張られて、寒いんだけど
…
おちるよ！」




「くっつく必要もないと思います」