にびいろのなかのひかり 鈍色の中の光

「…なんですか?先生」



「下心とか、そーゆーのじゃなくて
本能とか欲求とか…そっちの方…

身体が反応してる…」



で…?



「美波さん、オレのこと
好きじゃないでしょ…?」



よく、わかりますね…



「好きじゃない人とでも、できる…?」




先生の手が

シャツの中の私の身体を触った




お腹のあたり




大きい手…

温かくて、気持ちいい…




このまま…

このままでいたい…





< 83 / 555 >

この作品をシェア

pagetop