忘れるための時間 始めるための時間 ~すれ違う想い~
# 光side
可愛い…今日も可愛い…
少し頬を赤らめて車に乗り込む後藤さんの姿に見とれそうになったが、昨日の告白を思い出し、見ていたいけど見てはいけない…そんな緊張感が走ってなるべく明るく「じゃあ、行きますか!」前を向いたままそう言い気合いを入れる。
内心緊張で心臓がつぶれそうなほどだ。
車を走らせた後しばらく沈黙があって
「…好きです。」
…?!
聞き間違い?いや確かに聞こえた
一瞬聞き間違いかと思う後藤さんの言葉に動揺して赤信号を見逃しそうになり急ブレーキぎみに停まる。
「ごっ、ごめん。急ブレーキ。大丈夫?」
あわてて助手席の後藤さんを見る。
両手で口をふさいで顔を真っ赤にしている。最高に可愛いと思った。
停まったところはちょうど公園の駐車場前の信号だった。昨日達也と話した…
「後藤さん、ちょっと飲み物、ええ?時間まだ早いし…俺…その、ゆっくり聞きたい。」
「…うん。ごめんなさい。急に…こんな話…」
うつ向いて謝る後藤さんの頭をそっと撫で、車を公園の駐車場に停めた。
緊張しかない。
少し頬を赤らめて車に乗り込む後藤さんの姿に見とれそうになったが、昨日の告白を思い出し、見ていたいけど見てはいけない…そんな緊張感が走ってなるべく明るく「じゃあ、行きますか!」前を向いたままそう言い気合いを入れる。
内心緊張で心臓がつぶれそうなほどだ。
車を走らせた後しばらく沈黙があって
「…好きです。」
…?!
聞き間違い?いや確かに聞こえた
一瞬聞き間違いかと思う後藤さんの言葉に動揺して赤信号を見逃しそうになり急ブレーキぎみに停まる。
「ごっ、ごめん。急ブレーキ。大丈夫?」
あわてて助手席の後藤さんを見る。
両手で口をふさいで顔を真っ赤にしている。最高に可愛いと思った。
停まったところはちょうど公園の駐車場前の信号だった。昨日達也と話した…
「後藤さん、ちょっと飲み物、ええ?時間まだ早いし…俺…その、ゆっくり聞きたい。」
「…うん。ごめんなさい。急に…こんな話…」
うつ向いて謝る後藤さんの頭をそっと撫で、車を公園の駐車場に停めた。
緊張しかない。