忘れるための時間 始めるための時間 ~すれ違う想い~
# 光side
# 光side
後藤さんの姿が見え、思わす駆け寄ってしまった。
多分クラス替えが不安なんだろうと思った。
さりげなく一緒に見ようと誘ったが内心ドキドキしていた。
同じクラスになりたい。そんな思いはあえなく玉砕。
隣のクラスだったことが唯一の救いだ。
ふと見ると後藤さんが俺のブレザーの裾をつかんでいた。ホワイトデーの日を思い出して胸が熱くなる。
可愛い…ホントに可愛い。守ってあげたい。
そんな思いから気が付けは後藤さんの頭に手をやっていた。
嫌がられたらどうしよう…と、思ったけど後藤さんが笑顔で俺を見上げてくれていたからホッとした。
その時唯が現れ、達也が後藤さんの手を握り…
(あぁ…二人の時間が終わってしまった)
何やら楽しそうに話をしながら新しい教室へ向かう達也と後藤さんの後ろ姿を見ているのは正直辛かった。
唯が何か話しかけて来たけど上の空で、適当に返事をしていたと思う。何をしゃべったか覚えていない…。
後藤さんと達也、お似合いだな…と思った。
後藤さんの温もりを思いだし、後藤さんがつかんでいたブレザーの裾をそっと握った。
後藤さんの姿が見え、思わす駆け寄ってしまった。
多分クラス替えが不安なんだろうと思った。
さりげなく一緒に見ようと誘ったが内心ドキドキしていた。
同じクラスになりたい。そんな思いはあえなく玉砕。
隣のクラスだったことが唯一の救いだ。
ふと見ると後藤さんが俺のブレザーの裾をつかんでいた。ホワイトデーの日を思い出して胸が熱くなる。
可愛い…ホントに可愛い。守ってあげたい。
そんな思いから気が付けは後藤さんの頭に手をやっていた。
嫌がられたらどうしよう…と、思ったけど後藤さんが笑顔で俺を見上げてくれていたからホッとした。
その時唯が現れ、達也が後藤さんの手を握り…
(あぁ…二人の時間が終わってしまった)
何やら楽しそうに話をしながら新しい教室へ向かう達也と後藤さんの後ろ姿を見ているのは正直辛かった。
唯が何か話しかけて来たけど上の空で、適当に返事をしていたと思う。何をしゃべったか覚えていない…。
後藤さんと達也、お似合いだな…と思った。
後藤さんの温もりを思いだし、後藤さんがつかんでいたブレザーの裾をそっと握った。