紫のスミレ

「すみッ…たい。です…」


「よぉーし!よく言えた!えらいえらい!」


雅はそう言って私の頭を撫でてくれた。そんな時間が私は大好きになっていた…でもひとつだけ分からないことがあって、なんで出会って1日も経ってない人と一緒に住もうと思ったかは謎。これから私どうなっちゃうのでしょう…


「じゃあ荷物取りに行こっか」


「…うん」
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