紫のスミレ

なーんて慰めてるのか名前についてディスられてるような慰めを聞いていたら…






「はい！ちょっと早めだけど、席について！転校生が来たから！」



ザワザワクラス中が騒ぎ出す…



「はい！じゃあ入ってきてぇー」


「しつれーしマース…」





『きゃぁぁぁ！』




うわ！女子達が好きそうな顔…黄色い声が…ん？でもどこかで見た事ある様な…そんな訳ないか…




「じゃあ自己紹介して！」



「はーい…清水雅よろしくお願いします…」



だるそうに言う彼…なーんか誰かに？




「んーじゃあ美柑さんか、純恋さんの隣にいってくれる？」


「はーい」




うぇ！近づいてくる…女子に睨まれる…うぅー苺ちゃんまで…



「気づいた？」



「ん？」


なんだコイツ？って




「ぁぁああ！」





みんながこっちに向いた…





「んっ！そっせーかい…雅和樹でーす…」



こいついや、和樹は私に耳元で言って来るからこしょばい…




私は首を縦に振る



その後苺ちゃんに質問攻めにされた事は言うまでもない…