紫のスミレ





「ふふっ♪!言ってなかったよね!私和樹の母でーす!」



「えっ?優里さんなんて?!」




「だーかーら!和樹のお母さん!マミーよマミー!」



びっくり…


「えっ?でも、和樹は高校生でしょ…だから、じゃあ40代!」


「ふふっ!和樹は高校生じゃないわよ?」



「大学生!」



「だけど高校に…」




「まぁそれは後から分かるわよ!」





優里さんも教えたてくれない…あっ!でも、





「和樹って家族と縁を切ったんじゃ…」



「嫌だァー!あんな奴らと一緒にしないでちょうだい!」



「…はっ…はい…」
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