(短編)好きって言いたい☆


「…〜っだから!ぃい加減気付けょっ!!俺も・・・お前が好きだってっの!」

涼の顔は、珍しく真っ赤だった。


あたしは―・・・

一瞬、何を言われたのか分からなかった。


だけど、しばらくして嬉しさが込み上げる。


ねぇ、涼―・・・?

あたし、最初から素直になってれば良かったね。

今まであたし、ちっとも可愛いくなかったょね。


でもね、

これからは_

ちゃんと言うからね?

これからは_

ちゃんと涼が、好きって―…。


今なら自信を持って、言える。




『あたしも・大好きだよ――涼!!』




完☆.
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