(短編)好きって言いたい☆




「…ぉおぃっ!寝てんの?何急に、大人しくなってんの??」


涼は、あたしが何も言わないのを不思議に思ったのか、あたしの顔をそっと覗き込んでくる。


…〜って!!か、顔が近っ!近いょぉ−;


「…な、なっ、何ょっっ!!別にぃー!ただ、考え事してただけょ!ただ、それだけなんだからっっ!!」


あたしは、自然と顔が赤くなってしまうのを涼に悟られないようにするために、慌てて普通に取り繕う。










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