虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
海斗は、蓮の夕方のニュースの終わりをスタジオの端で待っていた。
もちろん蓮のニュースでも、写真の話題は取り上げられる。
蓮は、柔らかい表情で幸せそうにニュースを伝える。
無名のカメラマンが世界的な賞を取った事より、日比谷アナウンサーの表情が話題になるのだった…
その頃南の島の奈々は、たまたま今日のニュースは見ていなかった…
自分の写真が出ているなんて、思いもよらない…
無事、番組を終了した蓮の元に走り寄る海斗。
番組スタッフ達は、見慣れない光景を不思議に思う。
「蓮、分かったぞ!」と海斗の弾んだ声が番組終了後のスタジオに響く。
「海斗、取りあえず移動しないか?人目がありすぎる」
海斗と一緒で自分も興奮しているが、何とか部屋まで戻るのだった。
部屋に入ると海斗は、高杉氏から聞いた内容を伝える。
蓮は微笑み礼を言う。
「蓮、明日の朝一で行ってこい!」
「明日は金曜だろ?番組がある」
「真面目だなぁ~俺が蓮の番組を担当する事で、社長と話はつけてきた!!」
蓮は海斗に抱きつく。
思わぬ蓮の行動に、海斗は蓮の背中を叩くのだった。
そこには、何年経っても変わらぬ友情が…
もちろん蓮のニュースでも、写真の話題は取り上げられる。
蓮は、柔らかい表情で幸せそうにニュースを伝える。
無名のカメラマンが世界的な賞を取った事より、日比谷アナウンサーの表情が話題になるのだった…
その頃南の島の奈々は、たまたま今日のニュースは見ていなかった…
自分の写真が出ているなんて、思いもよらない…
無事、番組を終了した蓮の元に走り寄る海斗。
番組スタッフ達は、見慣れない光景を不思議に思う。
「蓮、分かったぞ!」と海斗の弾んだ声が番組終了後のスタジオに響く。
「海斗、取りあえず移動しないか?人目がありすぎる」
海斗と一緒で自分も興奮しているが、何とか部屋まで戻るのだった。
部屋に入ると海斗は、高杉氏から聞いた内容を伝える。
蓮は微笑み礼を言う。
「蓮、明日の朝一で行ってこい!」
「明日は金曜だろ?番組がある」
「真面目だなぁ~俺が蓮の番組を担当する事で、社長と話はつけてきた!!」
蓮は海斗に抱きつく。
思わぬ蓮の行動に、海斗は蓮の背中を叩くのだった。
そこには、何年経っても変わらぬ友情が…