虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
セキュリティ面でも金銭面でも、限られた人しか住めない。
芸能人、会社経営者、政治家などが住んでいるらしい…
詳しくは全くわからないのである。
蓮は、会社がこのマンションを用意してくれ住んでいる。
普通の会社員では、このマンションの存在を知ることすら出来ない。
海斗と共に帰ってきた蓮は、コンシェルジュの前を通る。
今日は、責任者の柳田ともうひとり若い男性が立っている。
「お帰りなさいませ。日比谷様」
「こんばんは。柳田さん」
「日比谷様宛の郵便物を預かっております」
「ありがとう」
このマンションは、郵便ポストがなく、コンシェルジュが預かっている。
煩わしい広告チラシを入れられることも、郵便物をいたずらされることもない。
E棟の自動ドアにカードをかざす。
そのままエレベーターまで行き、またカードをかざす。
2基あるエレベーターの1基がきたので乗り込み、今度はカードを差し込む。
自動的に、居住者の階に運んでくれる。
到着したのは、40階。
そう、蓮はE棟の最上階に住んでいる。
と言っても上にはプールがあるのだが…
芸能人、会社経営者、政治家などが住んでいるらしい…
詳しくは全くわからないのである。
蓮は、会社がこのマンションを用意してくれ住んでいる。
普通の会社員では、このマンションの存在を知ることすら出来ない。
海斗と共に帰ってきた蓮は、コンシェルジュの前を通る。
今日は、責任者の柳田ともうひとり若い男性が立っている。
「お帰りなさいませ。日比谷様」
「こんばんは。柳田さん」
「日比谷様宛の郵便物を預かっております」
「ありがとう」
このマンションは、郵便ポストがなく、コンシェルジュが預かっている。
煩わしい広告チラシを入れられることも、郵便物をいたずらされることもない。
E棟の自動ドアにカードをかざす。
そのままエレベーターまで行き、またカードをかざす。
2基あるエレベーターの1基がきたので乗り込み、今度はカードを差し込む。
自動的に、居住者の階に運んでくれる。
到着したのは、40階。
そう、蓮はE棟の最上階に住んでいる。
と言っても上にはプールがあるのだが…