虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
「もちろん。ところで、慌てた様子で何かお困りの事があるのかしら?」
と奈々の言葉で思い出すふたり。
「そうだった。私、大学の課題を出しに行く所だったんだ。でもお店の人手が足りなくて」と泣きそうな真奈美。
「お母様。もしよろしければ、私がお手伝いしましょうか?あっ、でも身元を証明する物は、今何も持ってないです」
ここまで、真奈美と奈々の様子を見ていた真奈美の母は一瞬にして奈々の事が気に入った。
「どこの誰でも構わないわ。奈々ちゃんさえ良ければお手伝いしてもらえるかしら?私の事はみんな奧さんと呼ぶからそう呼んでね。真奈美、奈々ちゃんに甘えて早く行ってきなさい!」
「奈々さん、本当に助かります。ありがとう。行ってきま~す」と元気に出て行く真奈美だった。
その後お手伝いに入った奈々だが、要領も良くテキパキと調理をしてくれる。
お店が閉まる頃、帰ってきた真奈美も驚く。
その日の閉店後、奧さんと真奈美にアルバイトしてくれないか?と頼み込まれたのだった。
と奈々の言葉で思い出すふたり。
「そうだった。私、大学の課題を出しに行く所だったんだ。でもお店の人手が足りなくて」と泣きそうな真奈美。
「お母様。もしよろしければ、私がお手伝いしましょうか?あっ、でも身元を証明する物は、今何も持ってないです」
ここまで、真奈美と奈々の様子を見ていた真奈美の母は一瞬にして奈々の事が気に入った。
「どこの誰でも構わないわ。奈々ちゃんさえ良ければお手伝いしてもらえるかしら?私の事はみんな奧さんと呼ぶからそう呼んでね。真奈美、奈々ちゃんに甘えて早く行ってきなさい!」
「奈々さん、本当に助かります。ありがとう。行ってきま~す」と元気に出て行く真奈美だった。
その後お手伝いに入った奈々だが、要領も良くテキパキと調理をしてくれる。
お店が閉まる頃、帰ってきた真奈美も驚く。
その日の閉店後、奧さんと真奈美にアルバイトしてくれないか?と頼み込まれたのだった。