虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~  《シリーズ本編》
「海斗、サンキュー」

こんな浮かれた蓮を初めて見る海斗は、親友として嬉しい。


「いい報告待ってるぞ」


話が終わると明日も仕事のふたりは、早めに切り上げるのだった。

バーのお客達は、男前ふたりを遠目で観察するが、声を掛けない。

イヤ掛けれない雰囲気なのだ。

帰るふたりの後ろ姿を目で追うのだった…。
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