虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
奈々はマンションに戻りE棟からエレベーターに乗る。
コンシェルジュは、さっき出て行った奈々が自分の部屋に帰るのだともちろん声を掛けない。
奈々は、蓮の鍵を使って40階へ向かった。
エレベーターが到着すると、蓮がエレベーターの前で待っていた。
そして奈々が降りると抱きしめる。
「会いたかった」
「蓮って甘えただね(笑)」
「奈々限定だ。こんなに余裕のない自分は初めてだ」
「私も人を好きになるの初めてだから、戸惑ってる」と上目遣いで蓮を見る。
顔を赤くする蓮。
「…。奈々反則だ。可愛い顔で、今サラッと好きだって…」
今度は、奈々が顔を赤くする。
「ホントだ。この気持ちが何なのかハッキリしないと思ってたけど、もうとっくに好きになってたみたい」
蓮は、思わず奈々にキスをしていた。
その瞬間バサッと音が…
奈々の手から買物袋が落ちたのだ。
その音に我にかえったふたりは、まだ玄関にいることに気づき、さらに顔を赤くするのだった。
コンシェルジュは、さっき出て行った奈々が自分の部屋に帰るのだともちろん声を掛けない。
奈々は、蓮の鍵を使って40階へ向かった。
エレベーターが到着すると、蓮がエレベーターの前で待っていた。
そして奈々が降りると抱きしめる。
「会いたかった」
「蓮って甘えただね(笑)」
「奈々限定だ。こんなに余裕のない自分は初めてだ」
「私も人を好きになるの初めてだから、戸惑ってる」と上目遣いで蓮を見る。
顔を赤くする蓮。
「…。奈々反則だ。可愛い顔で、今サラッと好きだって…」
今度は、奈々が顔を赤くする。
「ホントだ。この気持ちが何なのかハッキリしないと思ってたけど、もうとっくに好きになってたみたい」
蓮は、思わず奈々にキスをしていた。
その瞬間バサッと音が…
奈々の手から買物袋が落ちたのだ。
その音に我にかえったふたりは、まだ玄関にいることに気づき、さらに顔を赤くするのだった。