虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
いつもの生活と甘い時間
月曜日
朝8時ちょうど。
『東都テレビ』ではいつもの光景。
誰も、今週末に蓮にあった変化はわからない。
蓮からはいつもと変わらないピリッとした空気。
流石だ。
部屋に着くまでに、誰にも声を掛けられる事はない。
いつも通りの朝。
ではなく、ノックもなく開くドア。
「蓮。どうなった!」
気になる休日を過ごし待ちきれず飛び込んで来た海斗。
今回ばかりは、海斗のお陰もあるので文句を言えない蓮だ。
「おはよう。朝から落ち着きないな!」
「誰のせいだよ。日曜にでも電話が掛かってくるかと思ってたのに」
「ああ。すまない。忘れてた」
「…。で?」
朝8時ちょうど。
『東都テレビ』ではいつもの光景。
誰も、今週末に蓮にあった変化はわからない。
蓮からはいつもと変わらないピリッとした空気。
流石だ。
部屋に着くまでに、誰にも声を掛けられる事はない。
いつも通りの朝。
ではなく、ノックもなく開くドア。
「蓮。どうなった!」
気になる休日を過ごし待ちきれず飛び込んで来た海斗。
今回ばかりは、海斗のお陰もあるので文句を言えない蓮だ。
「おはよう。朝から落ち着きないな!」
「誰のせいだよ。日曜にでも電話が掛かってくるかと思ってたのに」
「ああ。すまない。忘れてた」
「…。で?」