虹の彼方へ~運命の赤い糸は1枚の写真~ 《シリーズ本編》
玄関まで迎えにいく奈々。
エレベーターが開くと背の高いふたりが降りてくる。
「おかえりなさい」
「ただいま」と奈々を抱きしめる蓮。
固まる海斗。
何から突っ込んでいいのか…
「海斗さん。初めまして」と蓮に抱きしめられたまま声を掛ける奈々。
顔を真っ赤にする海斗と海斗の視線から奈々を隠す蓮。
「おい、海斗。見過ぎ」
我に返る海斗。
「イヤイヤ。お前誰?キャラ変わりすぎ!何?その独占欲。見過ぎって…」
「文句あるか?」
「もういいわ。お前の余りの変わりようにビックリし過ぎて、奈々ちゃん自己紹介すら出来てない。初めまして。蓮の同期の桐島海斗です。よろしくね」と手を差し出す海斗。
手をはたき落とす蓮。
「…。プッ」余りの蓮の態度に吹き出す海斗。
ひと通り笑った海斗は、
「それにしても、奈々ちゃん美人だね~」と素直な感想。
「見るな!」と蓮。
「??言われた事ないですけど。海斗さんお世辞上手ですね」と冷静な奈々。
(無自覚??)と内心で驚く男性ふたりだった。
エレベーターが開くと背の高いふたりが降りてくる。
「おかえりなさい」
「ただいま」と奈々を抱きしめる蓮。
固まる海斗。
何から突っ込んでいいのか…
「海斗さん。初めまして」と蓮に抱きしめられたまま声を掛ける奈々。
顔を真っ赤にする海斗と海斗の視線から奈々を隠す蓮。
「おい、海斗。見過ぎ」
我に返る海斗。
「イヤイヤ。お前誰?キャラ変わりすぎ!何?その独占欲。見過ぎって…」
「文句あるか?」
「もういいわ。お前の余りの変わりようにビックリし過ぎて、奈々ちゃん自己紹介すら出来てない。初めまして。蓮の同期の桐島海斗です。よろしくね」と手を差し出す海斗。
手をはたき落とす蓮。
「…。プッ」余りの蓮の態度に吹き出す海斗。
ひと通り笑った海斗は、
「それにしても、奈々ちゃん美人だね~」と素直な感想。
「見るな!」と蓮。
「??言われた事ないですけど。海斗さんお世辞上手ですね」と冷静な奈々。
(無自覚??)と内心で驚く男性ふたりだった。