【短編】僕の本気



「人混みすごいから、ちゃんと僕の腕掴んでて。離さないでね。」


「っう、うん」



あー、可愛い。



ちょっと照れてるのか下を向いて顔を隠している。



連れて帰りたい。



「茜ちゃん、何か食べたいのある?」

「んーっと、あ、りんご飴食べたい!」

「じゃあ早速買いに行こうか」


それからりんご飴を2つ買って、神社の階段の端っこに座って食べた。


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