永遠、というものがあれば
うわ〜、もう心臓がバクバクしてる。
テレビを観ながら舞が、
「あ〜ん、思った以上に男前だ♪ね、この人がharu、陽菜、聞いてる?」
振り返った舞が私の顔を不思議そうに覗く。
「陽菜、顔赤いよ?」
「え?そ、そんなことないよ」
手でパタパタ顔をあおぐ私に、
「メガネ君見てたからharu様の素顔って刺激強いか〜」
なんて。
もう!言っちゃおうか。
「あのね、舞…」
「そうか〜!カズマさんにはこうなったらなんか頼みづらいね」
重なった舞の声に私の声は完全に消されてしまった。
「なんのこと?」
「だから!昨日の話!学祭のゲストのこと!」
「あ〜そっか〜」
「そっか、じゃないよ。これじゃぁ、舞ちゃんラブラブ大作戦早くもピンチじゃん…」
すっかり言うタイミング逃しちゃったな。
また今度にしよう。
テレビを観ながら舞が、
「あ〜ん、思った以上に男前だ♪ね、この人がharu、陽菜、聞いてる?」
振り返った舞が私の顔を不思議そうに覗く。
「陽菜、顔赤いよ?」
「え?そ、そんなことないよ」
手でパタパタ顔をあおぐ私に、
「メガネ君見てたからharu様の素顔って刺激強いか〜」
なんて。
もう!言っちゃおうか。
「あのね、舞…」
「そうか〜!カズマさんにはこうなったらなんか頼みづらいね」
重なった舞の声に私の声は完全に消されてしまった。
「なんのこと?」
「だから!昨日の話!学祭のゲストのこと!」
「あ〜そっか〜」
「そっか、じゃないよ。これじゃぁ、舞ちゃんラブラブ大作戦早くもピンチじゃん…」
すっかり言うタイミング逃しちゃったな。
また今度にしよう。