永遠、というものがあれば
「柚木さんは、どうするの?」


柚木って、名前覚えててもらえたんだぁ


藤島さんの指差した先には、帰り支度する人や、グループで飲んでる人。


それぞれだけど、宴はもう開きかけなのは明らかだった。



「藤島さん、この後の二次会行きます?」


って、さっきリーダーさんが二次会の案内してたのを思い出して。


このまま帰りたくなくて。


藤島さんともっと一緒に喋ってたくて。
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