永遠、というものがあれば
ちょうど出来上がり、お鍋とかを洗ってる時に、聞こえた鍵を開ける音。



「陽菜〜!ただいま!」



帰ってきた陽斗が私を軽く抱きしめる。



そしてテーブルの上をみて、びっくりして



「これ、お前がつくったの?」



「うん。味はわからないけど」



「すげー!すげーよ、陽菜。ありがと」



ぎゅっと強く抱きしめられたら陽斗のいいにおいがする。



だめだよ…そんなに強く抱きしめられたら言えなくなっちゃうじゃん…
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