永遠、というものがあれば
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その日の朝早く、私がむかった先はある公園。



その一角に私の大切な家族が眠ってるから。




今日はパパとママの亡くなった日…。



お墓の前に立つと、



今でも懐かしい気持ちになる。



朝が早いのに、



誰かがそえてくれた花が風にゆれてる。



きっとカズくんかおじさまだろう。



手を合わせると



私はパパとママに語りかけた。



私、好きな人が出来たよ。


憧れではない、これが本当の恋なのかな?



でも、私、間違ってる?



わかんないよ、パパ、ママ。



だけど、今、会いたいの!


本当はすごく会いたい。






その時、そう呼べるものかはわからないけど、



奇跡がおきた。



少なくても、私にはとびきりの奇跡そのものだった。
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