永遠、というものがあれば
「わかった、わかった。ごめんね、おじゃまして」



ニヒヒと笑って舞がわざと


「それじゃ、おじゃましま〜す」



って中をみるふりをしてた、その時!



「陽菜〜、おはよ〜…どうしたの〜?」



陽斗の声。



あ〜、最低…。



「おじゃましてすみませ〜ぇ…ん?」



舞、固まってるよ。



後ろを振り返って舞の視線をたどる勇気はなくて。



「あれ…ハ、ル、じゃない?」



舞の顔、鳩が豆鉄砲くらった、ってこんな時につかうんだ〜なんて思っちゃった。
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