永遠、というものがあれば
なんか芸能人のオーラ?ばんばん出てた〜。



でも驚いた顔してたよね。


ダメって言われたのに見に来ちゃって、陽斗怒ってるかな…?



ううん!少し笑ってたってことは、許してくれるよね、うん!



「やっといつものお前に戻ったな」



ぽんぽんと頭を軽く叩いてカズくんが笑ってる。



もしかして、陽斗が通るのわかってここに連れて来てくれたの?



ありがと、カズくん。



て素直に御礼を言おうとしたのに…。



「やっぱ単純」



どうせ単純ですよ!



今の私は陽斗が近くにいるだけで幸せになれるから。


あれ?



なんか今自分で自分の気持ちがひっかかる。



なんだろ。この感じ…。



「お!もうそろそろ時間だ!行くぞ!」



「え?カズくんも行くの?」



「ああ。舞ちゃんから陽菜と二人で必ずくるように。ってメールもらってたんだ」
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