永遠、というものがあれば
ヒカリ
しばらくしてコンコンとノックの音。
「haru〜」
カズくんだ!
陽斗が鍵を開けると、ひょこっとカズくんが顔を出した。
「仲直りできたか?鍵かけるのやめとけ」
顔が赤くなる。カズくんは意地悪だ。
「陽菜、今日の打ち上げにおやじ顔を出すらしいんだ。お前に会いたがってるから、今夜お前も来い!」
え、でも…。
「舞ちゃんも来るから大丈夫だろ?」
ぱっと陽斗の方を見ると、
さっきの話のせいか、少しだけムッとしているようで。
「陽斗、どうした?もしかしてヤキモチか?…親父に」
瞬間カッと赤くなって「最悪、お前」なんて言ってる陽斗と笑って返すカズくん。
本当の兄弟みたいに見えるよ。
前いろいろなことがあったから、こうやって一緒に過ごせることがすごい幸せで…。
「わっ。なんでお前が泣くんだよ?」
陽斗とカズくんに心配かけながらも私の涙はなかなか止まらなかったんだ。
「haru〜」
カズくんだ!
陽斗が鍵を開けると、ひょこっとカズくんが顔を出した。
「仲直りできたか?鍵かけるのやめとけ」
顔が赤くなる。カズくんは意地悪だ。
「陽菜、今日の打ち上げにおやじ顔を出すらしいんだ。お前に会いたがってるから、今夜お前も来い!」
え、でも…。
「舞ちゃんも来るから大丈夫だろ?」
ぱっと陽斗の方を見ると、
さっきの話のせいか、少しだけムッとしているようで。
「陽斗、どうした?もしかしてヤキモチか?…親父に」
瞬間カッと赤くなって「最悪、お前」なんて言ってる陽斗と笑って返すカズくん。
本当の兄弟みたいに見えるよ。
前いろいろなことがあったから、こうやって一緒に過ごせることがすごい幸せで…。
「わっ。なんでお前が泣くんだよ?」
陽斗とカズくんに心配かけながらも私の涙はなかなか止まらなかったんだ。