永遠、というものがあれば
ヒカリさんはキッと私を睨んで、



「私、絶対に諦めないから!絶対に手に入れるから!」



と言って出ていった。



「何、あれ…」



舞までもが呆然としている。



私は体の震えが止まらない。



お昼のヒカリさんと全然違う。



なんか怖いよ。



「陽菜、大丈夫?haruかカズマさんに言った方がいいよ。言ってこようか?」


「だめ!言わないで」



「でも、あの人なんかおかしいよ。危ないよ」



「言わないで、お願い。ヒカリさんは今haruのパートナーだから…」



「陽菜…」



「だから言わないで。舞、お願い」



こんなことで心配かけたくないし、もしこれが元でharuの仕事に支障が出たら、と考えたほうがぞっとする。



多分今、haruにとってすごく大切な時期だと私にもわかるから。
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