永遠、というものがあれば
それから私達は優しいキスをして、



お互いの鼻先をくっつけて、ふふ、と笑いあった。



陽斗の鼻が冷たい…。



大好き、大好き!



どんな言葉で伝えたらいいのかもわからないよ…。



陽斗がそっと私の左手をとっと自分の胸にあてた。



「ごめんな。今はないけど…帰ってきたらすぐに迎えにくるから」



うん。



「待ってる」



まだ私も伝えてないことがあるんだよ。



決まったら言うから。



私もアメリカに行きたい。


陽斗についていきたい。



私の生きる場所は陽斗の側だ、って今思えるの。



でももう少し内緒にさせてね。
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