永遠、というものがあれば
「おはよう」

「ん…」

何度見ても陽斗の寝顔は可愛くて大好き!



きっとずっとあきないんだろうって思う。



ベッドを抜け出して、バスルームでシャワーを浴びると、ぼんやりした頭の中が一日のはじまりを意識し始める。



昨日そのまま陽斗の部屋にお泊りしちゃって、



今日もゆっくりしたいけど、私、あの計画に向かって行動を始めなきゃ。



なにしろ時間がないもんね。



名残惜しいけど…



陽斗の寝顔にキスをして、


小声で



「いってきます」



なんて!



もう結婚してるみたいじゃない?



バカみたいに一人顔が赤らんでくる。



頬をぺちぺち叩きながら、陽斗のマンションを後にしたんだ。
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