永遠、というものがあれば
それから1週間、何度か陽斗から連絡はあったけど、この数日はメールすらなくなった。



私はてっきり仕事が忙しいものだとだけ思ってたんだ。



私も留学に向けて大学の教授に話を聞いたり、学校を選んだりしてたから、そんなには気にしてなかったんだけど…。



そんななか、陽斗から久々に電話があった。



『陽菜、今から行っていい?』



「う、うん」



『じゃ』



と言ってすぐに切れた。



え?今すぐ?



会えるの嬉しいけど、



かなりラフな恰好の今の私。



加えて、デスクの上に広がる留学関係の書類…。
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