永遠、というものがあれば
やだよ!



その記事を閉じて、私はふらふらとそこを離れた。



違うよね?



間違いだよね?



だけど、私の目のなかにはさっきの写真がこびりついていた。



陽斗。



陽斗、助けてよ。



心がちぎれてしまいそう。


陽斗、会いたいよ。



いつもみたいに



あの低い声で「違うよ」って笑って。



…なんでヒカリさんを抱きしめてるの?



…なんで、キス、してるの?
< 252 / 381 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop