永遠、というものがあれば
「本当は自信なんてない…でも俺にはお前が必要だって思うから」



「陽斗。私、他の誰でもダメなの。理由なんてわからないけど、こんなに好きになれる人は他にいないって自分でもわかるから」



今ははっきり言えるよ。



私は陽斗の顔をまっすぐに見て伝えた。



「私、愛してる。陽斗のこと…」



お願い、わかって。



誰より愛してる。



いつの間にか私の目から流れてた涙を拭って陽斗が囁く。



「俺もダメだよ…。もしカズマが、他の誰かが陽菜にふさわしくても、俺がダメなんだ…」



陽斗…。



「陽菜、俺でいいの?」



うなづきかける私を抱き寄せて、



「ダメって言っても陽菜は絶対俺のもんだ」



そして柔らかく優しいキスをしながら耳元で囁く。



「誰にも渡さない。陽菜、愛してる」
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