永遠、というものがあれば
「寒っ」
陽斗の言葉で私達は部屋へと戻った。
不思議。雪が降ってた外よりも中の方がひやっとする感じ。
陽斗から離れたせいかな?
時計をちらっと見た陽斗が軽くため息をついて、
「陽菜、ごめん。そろそろ行かないと」
「え?」
いつもの流れのはずなのになんだか今日は離れたくなくて…。
洋服を着る陽斗に
「やだ。行かないで」
なんて言ってしまった。
どうしたの?私。
「ううん。なんでもない。ごめん」
なんか寂しいよ。
涙が流れてくるのを手で覆い隠した時、
カラン。
床にさっきのリングが転がった。
陽斗と私は一瞬固まって。
私は急いで指輪を拾う。
陽斗の言葉で私達は部屋へと戻った。
不思議。雪が降ってた外よりも中の方がひやっとする感じ。
陽斗から離れたせいかな?
時計をちらっと見た陽斗が軽くため息をついて、
「陽菜、ごめん。そろそろ行かないと」
「え?」
いつもの流れのはずなのになんだか今日は離れたくなくて…。
洋服を着る陽斗に
「やだ。行かないで」
なんて言ってしまった。
どうしたの?私。
「ううん。なんでもない。ごめん」
なんか寂しいよ。
涙が流れてくるのを手で覆い隠した時、
カラン。
床にさっきのリングが転がった。
陽斗と私は一瞬固まって。
私は急いで指輪を拾う。