永遠、というものがあれば
20分ほど走って、着いたのは貸し倉庫の前で、



救急車はいない。



もしかしてそんなにひどくなかったのかな?



少しだけ自分を安心させながら、急いで扉を開けた。


中は薄暗く、上の窓から差し込む光でようやく視界がひらける状態で、



「haru…?」



なんだか人がいる気配もかない。



??



もしかしてもう病院にむかったんだろうか。



そう思って扉の方に向き直った時、



黒めの服を着た背の高い男の人がどこからかすっと現れて扉の鍵を閉めた…!
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