永遠、というものがあれば
ぱっと目が覚め、



まただ…と思う。



私の目からは涙が流れていて。



…またあの夢だ…。



暗闇の中で



「サヨナラ」



そう言って去って行く光の塊に、



私は名前を呼びたいのに、なぜかいつも声が出ない。


心の中では必死に叫び続けてるのに、光はどんどん小さくなって、私は暗闇の中に沈んでいくんだ。
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