永遠、というものがあれば
「ゆず!ゴンドラの撮影付き合って来て!お願い!」


えぇ〜!?



「もう写真だけだし、私は生カズマにインタビューだけとらなきゃいけないから」



ハルコさん。焦ってる声出しながら口元笑ってるよ?


「haruにはもう言ってあるから」



早く早くと押し出されるように乗り場へと向かった。


「よろしくお願いしま〜す」



げんきよく言ったつもりなのに、



haruは少しこちらに会釈しただけでそっぽをむいたまま返事もせず、



横のマネージャーさんが時計をみながら、



「やってしまいましょうか」



声を合図に私達はゴンドラに乗り込んだんだ。
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