永遠、というものがあれば
きっと私がharuを少し意識してるの、ハルコさんはわかってたんだろう、


もちろん記事にはしないけど、と言って付け加えてくれた。



『とにかく今日は休んで体調を整えてね』



そう言ってハルコさんの電話は切れた。



ネックレスの指輪…噂の彼女と関係があるのかな?



…あるよね、普通に考えたら。



なんか、落ち込む。



でも!



今日の、冷たい表情をしていたharuが、倒れた私を運んでくれたということはすごく意外だった。



それが素直に嬉しくて。



なんか忙しい。



我ながら、自分の気持ちについていくのがやっと。



だけど、私は知ってる。



この胸の苦しさ、高鳴り…
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