永遠、というものがあれば
本棚の間から


彼の方を見ると、


陽斗は優しく笑って


私の気持ちをわしづかみにしたまま


小さく手を振って出ていったんだ。
< 34 / 381 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop