永遠、というものがあれば
そのままカズくんの車で会場のホテルに着いた。



別室でヘアメイクとドレスに着替えた。



すご〜い!キラキラなんだけど。



おかしくないかな?



「陽菜〜、そろそろいいか?」



「あ、はーい!」



声をかけられて部屋を出るとカズくんが待っててくれた。



「おまたせ!」



カズくんが少し目を見開いてじろじろと私を見てるから、



「なに?やっぱり変?」



「いや。馬子にも衣装だな、と感心してたんだ」



「え〜?それどういう意味?」



アハハ、



カズくんは笑って



「さ、行くぞ」



私の肩を押したんだ。
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